一般的な病床との違い

日本には患者さんの状態で病床が5つに分けられています。一番に思いつくのが怪我や病気などで入院する一般病床でしょう。では、その一般病床と療養病床とではどういった点が異なるのでしょうか。

一般病床では主に急性期の患者さんが入院しています。急性期とは、急な病気や怪我などで緊急に治療が必要な状態のことを意味しています。がんや骨折などをイメージしてもらえるとわかりやすいと思います。入院期間も短く、その病気や怪我が治る、あるいは日常生活に戻れる程度に回復すれば退院することができます。

一方療養病床は急性期の状態は脱して、状態は安定しているが自宅に戻るには困難な状態を慢性期といいます。急性期の場合は2週間や長くても1ヶ月程度の入院で済むことが多いですが、慢性期の場合はそれ以上、長期間入院することになります。急性期の患者さんの年齢層は幅広いですが、慢性期の患者さんが入院する療養病床は高齢者の方が多いです。したがって療養病床は介護型と医療型にわかれています。この二つの違いは適用される保険の違いです。

常駐する医師や看護師などのスタッフの人数なども一般病床と療養病床では異なります。基本的には患者さんの病態の違いで病床が異なると考えて問題ありません。